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不動産鑑定士 西哲夫のホームページ

不動産鑑定のコラムと香川県の観光・紹介

第6回:「先生」という言葉の響き
 不動産鑑定士になると世間の皆さんから、『先生』と呼ばれてしまいます。うれしいのか悲しいのか恥ずかしいのかなんだか良くわかりませんが、今回はこの先生についてです。

●辞典によると
 さて、この『先生』をまず辞書で調べて見ましょう。せっかくですので、インターネットの辞書でやってみます。
 gooにありますので(http://dictionary.goo.ne.jp/)見てみます。
 
■[先生]の大辞林第二版からの検索結果は? 
  せんせい 【先生】
   〔(5)が原義〕
    (1)学問・技芸などを教える人。また、自分が教えを受けている人。
      師。師匠。
      また、特に、学校の教員。「お花の―」「書道の―」
    (2)学芸に長じた人。「駿台―(=室鳩巣)」
    (3)師匠・教師・医師・弁護士・国会議員などを敬って呼ぶ語。
      代名詞的にも用いる。
      また、人名のあとに付けて敬称としても用いる。「―、いろいろお世
      話になりました」「中村―」
    (4)親しみやからかいの気持ちを込めて、他人をさす語。
      「大将」「やっこさん」に似た意で用いる。「―ご執心のようだな」
    (5)自分より先に生まれた人。年長者。⇔後生(こうせい)

 いろいろな結果がでましたがどれでしょうか?4番なんかが良いような感じですね。

●初めて呼ばれたのは
 不動産鑑定士は、不動産鑑定士補を経てなります。確か最初に先生と呼ばれたのは、この鑑定士補になったころだったと思います。取引先へ必要な資料を請求したときに送られてきたFAXの送付状になんと、
 『西先生』
 などと書いてあったと記憶しています。このころは単純だったのでなんとなくうれしかったような覚えがあります。しかし、なんとなくはずかしくやめてほしいとも思っていたものでした。ちなみに、最近なにかと話題の国会議員も『先生』ですが、『国会議員、議員落ちればただの人』なんていうのを聞いたことがありますが、議員の方々は先生と呼ばれることについてどう考えているのでしょうか?

●教員は?
 先生という中である意味もっとも先生なのはやはり学校の先生ではないかと思います。やはり、教員という人にものを教えるという人々を私は先生と呼ぶべきかなとも思います。
 同級生に、教育学部にいった人がいましたが、彼は「香川の教育のために、ひいては地域の発展のためにがんばりたいと思います。」と高校卒業の時に言いました。そのときは、その友人がすばらしく思えたものでした。こういう人こそ『先生』でしょう。(ちなみに彼は結局、教員にはなりませんでしたが)

●先生だらけ
 鑑定協会の集まりとか、研修会などではこれは大変なことがおこります。何と言っても集まってくる人みんなが先生なので、これはかなり大変です。そちらこちらで、
 『先生、こんにちは』、『先生、ごぶさた』、『先生』、、、
 うーん。先生だらけです。やはり、他の先生は私より偉いので『先生』と呼ぶべきでしょうか。

●それでは
 ちなみに、不動産鑑定士を英語で言いますと、さっきの辞書で検索して、
  「a real estate appraiser.」です。
 これは、直訳すると「不動産・評価人」です。どこにも『先生』に結びつきそうなものはありませんでした。英語は正直ですね。
 
 ということで結論、『4番よりは1番の意味の「先生」をめざそう』でした。
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